2017年1月
2016 N1レース表彰式
先日、お台場のホテルにてSCCN2016年のシリーズ表彰式が行われました。
毎年参加させて頂いております。
今回は2度目のシリーズチャンピオンです。勝った感じはしてませんが
一応チャンピオンですね。ありがとうございました。
86レースの参加者は、ほぼ友達状態で飲み会に来てる感じ?です。
酒を交わしながら話す事は、自然と車の話が中心になってしまいます。
マニアックな話なので一般の方は話に入れないでしょうね!?たとえば筑波の
最終コーナーは進入前にシフトダウンするのか?4速のまま進入して途中で
3速にシフトダウンするのか?なんて普通の会話です。もっとマニアックなのは
ダンロップコーナーでアクセルOFFで向きを変えて全開にするのか?全開のまま
進入してコーナーリング途中でアクセルを抜くのか?なんてね。この辺がAE86で
上位を狙う鍵かもしれません。
こんな話をしてる一次会ですが2次会に行くと、話はガラッと変わってただの
エロジジイ化します。下ネタは万国共通、年齢関係ないようです。
楽しく過ごさせて頂きました。
今年は若手に乗らせますのでよろしくお願い致します。
CKV36スカイライン
今週は全国的に大雪になってましたが、北関東には雪は無し!残念!!
こんな時もあるさ・・・・社員旅行は諦めるかなぁ~?マイナー後の86も
諦めて今年もマイナー前の86でレース参戦するか・・・・
さてセッティング預かり車両も溜まってますが、今日は遠方の石川県から来て
頂いたCKV36スカイラインでした。遠方よりありがとうございました。
まずは現状のままパワー計測とデータ取りをしたところ、ABSのランプやポップ
アップボンネットのランプも点灯してしまった。
これがDTCでクリアしても消えないのだ!しかもデータの書き込みもできなく
悩んでました。らちが明かないので強制書き込みでデータの変更はできたものの
最後まで消える事はなかった。
セッティング終了後、ダイナパックを外して実走行で最終チェックして転がしたら
ABSの警告灯は消えましたがポップアップの警告灯は消えません。そしてもう一度
DTCクリアしたら消えた!
ABSとポップアップボンネットは何か関係してる?
キャン通信してる車両は難しい。
CX-3 DK5AW
デミオのスカイアクティブディーゼルターボに続き、同じエンジンのCX-3を
購入しテストしておりました。
小さ目のSUVでちょうどいい大きさです。SUVなので4WDのATを選択しました。
ただ内装はデミオとまったく同じ!?デミオをワイドにした感じです。
もちろん車重は重くなるので走りはデミオには劣りますね。外観は好みがあると
思いますが、面構えが好きです。なんだかチーター?ヒョウ?だったかの面構え
らしいです。
デミオと同じエンジンなのでパワーは同じながら若干ブーストを上げてトルクを
大きいくした様です。でもノーマルではイマイチパワー不足を感じてしまいます。
そこでコンピューターチューンで手軽にパワーアップを狙いました。
その前にノーマル時を把握しましょう。
ノーマルでは水温計が無い為、水温が何度か把握できません。水温の目安は
青色のランプが消灯すると暖機終了ですかね?その時の水温は41度です。
暖機だけでは水温はなかなか上昇してくれません。80度以上にするには5km
程度走る必要があります。そしてDPFの再生中でなければ60度前後でアイドリング
ストップのランプが点灯します。逆にアイドリングストップのランプが点灯しない又は
走行中に消灯した場合はDPFの自動再生中って事になります。
DPFの再生は20分前後走行すると終わります。その時の燃費は悪化しますので
燃費メーターで確認できます。DPFの再生は200km前後で入りました。走行条件に
よって変わってきます。高速走行ではDPF再生は頻繁に入ります。要するに全開が
多くなるとDPF再生が多くなるし燃費ももちろん悪くなるって事になります。
2000回転以下の燃費走行してもDPF再生は入ります。チョイ乗りの水温が上昇しない
運転には適さないエンジンかもしれません。エンジンを切ってファンが回ってる時はDPF
が再生中です。再生が終わらないままの走行を続けるとDPFのランプが点灯する様です。
点灯した場合は少し回転を高めに走行(全開じゃない)すると早めに再生が終了します。
その事を把握した上でコンピューターチューンをしないとDPFの再生が頻繁に入る事や
燃費が悪くなるので、空燃比を濃くしてパワーアップさせる又はレスポンスアップさせるのは
シビアになってきます。
ノーマルで一番気になるレスポンスの悪さですが、2000回転以下の空燃比を濃くして
あげればレスポンスはアップします。ですが通常走行で一番使う回転なので燃費も悪化し
てしまうので妥協は必要だと判断しました。
実際にデミオでDPFをストレートにしてテストした結果、黒煙(PM)が多くなる空燃比は
17以下です。高負荷時の空燃比が15前後ならパワーアップしますが黒煙も多くなって
DPFの再生が頻繁に入って燃費が悪化します。DPF再生の間隔が短すぎるとDPFの
ランプが点滅してしまう事になり、そのままにしておくとチェックランプが点灯する流れに
なってる様です。
最終的にできたデータは、ほぼデミオと同じですが2000回転以下は燃費を考えた
データでレスポンスアップはカムタイミングでカバーしています。
若干のブーストアップで最大で1.8k程度まで上がって回転と共に1k程度まで垂れる
感じですね。トルクは6k程度、パワーは32馬力程度のアップです。
パワーグラフの赤色はノーマル時の3速計測でノーマルの馬力に近くする様にダイノパックを
セットしました。緑のラインが最終的にできあがったデータです。
この仕様で高速道路はストレスなくブッチギリ?高速移動も楽チンになりました。
EVO4改EVO5?
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
年始は2日から初売りで店舗巡回しておりました。
ぽかぽか陽気のお正月は商売的にはイマイチでした。そして正月明けは
お客さん待ちで事務所勤務でした。何もしてないのに疲れます。
で、今日からセッティングのお仕事開始!
一発目はランサーEVO4でした。
事前にEVO4のECUはフラッシュでの書き込みできないから無理ですよと
お伝えしたところ、どうやらEVO5のECUが付いてるとのこと・・・・?
それではやりましょうって事になったのですが・・・・
まず問題はフラッシュ用のカプラがEVO4には無い事。EVO5,6はODBⅡカプラの
奥にあります。これが無いと読み込み書き込みができないので急遽、オーディオ電源
取り出しカプラを利用してECUから配線を引っ張ってきました。また品番はEVO6の
ECUでした。普通に動いていたから大丈夫でしょう。
無事に読み込みを確認できインジェクターをサード800ccの物に交換して初期データを
書き込み終了。
そしてダイナパックにセットして一発目にパイプ抜け・・・・
修理後にブーストをセットして何度か書き換え・・・・徐々にブーストを上げていくと今度は
バキュームホース抜け・・・・大丈夫か!この車と思いつつも意外と他に問題が出ず無事に
終了致しました。
ARMSタービンで400馬力オーバーでしたがクラッチも大丈夫だったので強化品が入って
ると思いますよ。