モテギでの86レースの初戦は無事に完走しました。
今回はクラブマンで53台のエントリーがあり決勝Aレースに出走できる
のは45台でした。
予選は2分23秒2で16番でした。自分にとっては、まぁまぁでしたが
失敗しなければコンマ5秒は速く走れる感じ?
決勝はウエットで波乱があるかと思いきや考える事はみな同じ?
各車慎重に最後まで走りきる覚悟で臨んだ結果、綺麗なレースで
終わりました。14番手でゴールです。
足のセットも良くなって車にも慣れてきてシングルを狙えるレベルに
なってきました。
次回、SUGOにご期待下さい。
さて本題は、BRZにBigスロットルを取り付けた車両のセッティング。
5mm大きくなったスロットルでクリーナーBOXも大型の為、苦労しました。
エアフロの位置もストレートでこんな感じですから・・・・・
この状態のままではエアフロ電圧は低目になってしまい空燃比は薄くなります。
全体的にエアフロマップのスケール変更は必要です。
リアルタイムで変更できないので時間がかかりました。
ダイノパック上ではちょっとビックリするくらいパワーアップしました。
ビックスロットル(このタイプ)は効果大です。
ところが実走行するといくつか不具合が出ます。
まず、ストール防止だと思いますが車速がありギアが入った状態でクラッチを
切ると回転が2500~3000回転くらいに上昇してしまう事。車庫入れなど
気になります。
最初は何のマップが関係してるか解りませんでした。
色々と情報収集したところ、燃料カット状態から燃料復帰に入ったところの
エアフロ電圧が低い為にマップ上のエアフロ電圧にさせるためにスロットルが
開く様です。これがスロットルが大きい為に発生しやすいらしい。
この関係してるマップを変更すると一発で直りました。
そしてレスポンスが良くなるのでスロットル関係のマップは変更すると
乗りづらくなります。スロットル関係はノーマルの状態で若干鈍いままの方が
良いようです。
もう一つの不具合は2000回転以下でアクセルが7割以上位かな?オープンマップ
になった状態でゴボゴボと吹けない症状になりました。
色々ログを取ってみるとオーバーリッチ状態になってました。
燃料マップの負荷軸はオーバーしてしまいます。
対策は燃料マップとカムタイミングの見直しとエンジロードに制限をし
なんとか満足できました。
簡単に取り付けできるスロットルですがセッティングは結構大変です。
まずノーマルのデータのままではダメですね。
今回のセッティングで色々とデータ取りができました。