2017年6月
BNR34燃費とO2センサー
最近はハイパワーな車両でも燃費を気にするようになりました。
チューニングカーは燃費は気にしない!?
街乗りする車両なら気にしますよね。
で、ここ1週間ほどBNR34を乗ってます。
以前、BNR34純正書き換えでセッティングした車両です。
バンパーが真っ黒になるし燃費が悪いので原因を探ってました。
すぐにO2センサー不良と解りましたが、純正O2センサーの価格を聞いてびっくり!
1個 43000円もするじゃないですか!RB26DETTなら2個必要ですよ。
なんで・・・・こんなに高くなった!かんべんしてよニッサンさん。
社外品もあるようですが、まずはそのままでセッティングで何とかなるかやってみました。
BNR32のECUを使って学習をカットしてセッティングしたり、O2センサーのカプラを抜いて
制御しなくしたり、BCNR33のECUを使ったりと・・・・
街乗りとシャシダイでの全開とセッティングを繰り返しO2の学習をカットして、良いデータが
できたものの毎日若干空燃比が変わってしまいます。さすがに6連スロットルのRB26では
燃費を考えたらO2センサーは必要か・・・
また、O2センサーのカプラを抜く方法は、しばらく乗ってると何らかの補正が入ってしまうようで
学習エリアが極端にリッチになる症状が出ました。アイドリングの空燃比が11とか・・・・
一度水温を下げると初期状態になるけどカプラ抜きはダメみたいです。
最終的にはO2センサーを新品交換しました。バッチリです以前のデータで低負荷域は空燃比
14.7付近で落ち着いています。
結論はRB26の6連スロットルを制御する純正ECUではスロットル補正がマップとして存在
しないしO2センサーの学習が高回転、高負荷まで影響する様で、O2センサーは必要不可欠
な部品でした。街乗りメインのGTR(RB26)オーナーは燃費を考えたらO2の学習はON
で不調なO2センサーは新品交換しましょう。
謎の塗料テスト
ご無沙汰しておrます。
やっと落ち着いてきましたのでブログもマメに?更新したいと思います。
ホームページも今月には新しくなると思いますのでYMS幸手店のブログも
もう少々お待ち下さい。
さて色々と商品のテストをお願いされますが、今回は東北方面では水面下で
流行ってるという塗料です。
この塗料を吸入口やサージタンク、そして燃料のライン、などなど・・・塗る事で
燃焼効率が上がってトルクアップ、パワーアップ、黒煙の減少、燃費向上などなど・・・・
効果があると説明されました。
ご存知のとうり個人的には理屈で説得されても納得しないと疑ってしまう性格であります。
そして何よりも人間の感覚は信用できませんから・・・・
そんな事で施工前、施工後のパワー計測を2台テストしました。
また、時間の関係で他3台は普段乗りの社員の車両に施工し普段と変わったか?
人間の感覚で行いました。
結果は・・・・
パワー計測には違いが出ませんでした。
でもディーゼル車の黒煙が減ったとか・・・・
ん~どうなんでしょう?
すんごく高価な塗料なので無駄に使いたくありませんが、もう少しテストしてみます。
RB26DETTのサージタンクも黒くなっちゃった!BNR34が32,33のサージに
なっちゃった感じ・・・・これはイマイチだなぁ~
GC8ハイフロータービン
幸手上高野店オープンも無事に終了しました。
各関係者様には大変お世話になりました。期待にお応えできるよう社員一同
頑張りたいと思います。
オープン準備から忙しくなり、86/BRZレースも参加できずサポートにも行けない
状態でしたが53号車のKさんも富士では満足?する結果だった様です。
次回は参加しますのでよろしくお願いします。
さて溜まってるお仕事(夜も含め)忙しい状況は変わりませんが急遽お願いされた
GC8のセッティング・・・・
ハイフロータービンにニスモ740ccインジェクター、35エアフロという日産的なパーツ
を使っています。PFCなのでセッティングは問題ないですがインタークーラーがノーマル
なのでノッキングが出やすく高負荷の点火時期は遅角方向になってしまいました。
もう少しで400馬力オーバーでしたが若干とどかず・・・