YMS行田店ブログ
SR20DETエンジンオーバーホール
こんにちは。のだっちです。
WBCが終わり、何だか「ポッカリ」穴が開いてしまった
気分です。世間で言う「WBCロス!?」なんですかね!?
3日経ってますが、予選から何度も見返しております(笑)
今では、グローブ買おうかな???なんて思ってしまって
おります。(汗)
(買ってもキャッチボールする相手が居ないので、使い勝手
の悪い鍋掴みになってしまいますが・・・・)
それでは本日のブログの紹介です。
3Sエンジンオーバーホールも、ほぼほぼ完成に近づいて
おります。部品の廃盤やら欠品やら・・・少し妥協点のある
オーバーホールですが、今現在ではこれが限界です。
・・・・・と言っても、かなり完璧ですが!!
現在、ホース関係の部品入荷待ちとなっております。
ホース類も廃盤品が多少あるので、流用部品などで対策して
いきます。
3Sエンジンと同時作業している4AGエンジン。
こちらもメタル類の注文して現在入荷待ち・・・・
ただ待っているのも、、、と言う事で、SR20エンジンの部品洗浄
をして、加工から上がってきたら速攻!?で組付けできるように準備
していきます。
内部は、かなり汚れが酷かったので、洗浄に手こずっております。
ピストンリング吹き抜けていたのか、エンジンオイルの汚れが
凄かった。。。。
このSR20エンジンの部品は、8割ぐらい揃っているので、3Sと
違ってスムーズに組付け出来そう。。。!?
S13 ブレーキマスター 流用
今日は雨であります
今日、走行会に行ってるお客様もいれば明日、レースのお客様も
間違いなく雨での走行になるかと思います。(笑)
雨の時はこう走れ、雨の時の車のセッティングはこうだ・・・など所説あります。
もちろん沼尻も持論はありますが・・・肝心なのは「正解かどうか試した事があるかないか」だと思っています。
でもウェット路面はあぶないので怖いと思う手前で走りましょう
そんなわけで本日のマントヒヒな作業のご紹介は
S13シルビアにS14ブレーキマスターシリンダーを装着であります
S13シルビアのブレーキマスターシリンダーが廃盤との事でS14のABSなしモデルをワンオフ装着であります。
ちなみに車両側もABSなしであります。
純正配管は手曲げ。
ステンメッシュホースはオーダーにて制作。
現物合わせで制作しました。
純正新品が廃盤との事で苦肉の策でありましたが割とキレイにできたであります。
車が預かれればもっときれいにできるとは思いますが少し長く預からないといけないので・・・・
以上、ジャッカル沼尻でした
インジェクター洗浄
こんにちは。のだっちです。
WBC準決勝!!凄かったですネ。
仕事中ですが、イエローハットのナビゲーションコーナーで
気になって「チラッチラッ」観てしまいました(汗)
9回裏、ノーアウト1・2塁で不調の村上選手が打席に、、、
自分が監督なら、バントの上手い選手に交代すると思いますが、
栗山監督の強気な采配が見事に的中!!サヨナラ逆転打!!
やってくれました!!「村神様!!」
仕事中なのに、涙が出るほど感動してしまった。。。
明日はいよいよ決勝戦!YMS店舗定休日なので、朝から
応援したいと思います。
今夜は、、、ニュース(WBCハイライト)つまみで、
ビールが美味そうだ。。。
それでは、本日のブログの紹介です。
最近・・・かなり少なくなってしまった
「インジェクター洗浄」
久々に依頼がありましたので紹介したいと思います。
車種は、EP82スターレット
まず、洗浄前にリークテスト(漏れ確認)・抵抗値測定・
噴射パターンチェック・回転数ごとの作動テスト・
そして吐出量の測定をしていきます。
洗浄前から上記測定全て問題ありませんでした。
インジェクターのキャップ・フィルターを外して、超音波
洗浄機で洗浄していきます。
外したキャップ・フィルターなどを新品交換して、再度最初に行った
テストをしていきます。
走行距離が多かったり・メンテナンスをあまりしていなかったり
こんな車両は、インジェクターにもスラッジが溜まり、規定の噴射量を
噴射していない事もあります。
今回のインジェクターも、洗浄後には吐出量が若干ですが増えて
いましたので、洗浄して正解だと思います。
最後に、インジェクター洗浄についてですが・・・・
完全に壊れてしまっているインジェクターは、この作業を行っても
直る事はありません。
また、外車などに使用しているインジェクターは、特殊なコーティングが
されている事が多いので、洗浄後に液漏れを起こす可能性があります。
さらに、直噴のインジェクターや最近の車両のインジェクターなどは、
特殊な形状をしている為、この機会にかける事が出来ない事が多いです。
気になる方は、一度店舗へお問合せ下さい。
S15 ニスモ カーボンデフ
花粉症が勃発してから温かい緑茶を飲むようにしたらなんか症状がやわらいだ気がする・・・
そんなわけで本日のポメラニアンな作業のご紹介は
S15シルビアにニスモカーボンLSDプロを装着であります。
今まで使っていたのはニスモGTLSDであります
メタルのLSDと比べてカーボンLSDはコーナー進入時に邪魔になりずらく、非常に扱いやすいであります。
一度使うとメタルには戻れない(笑)
ちなみに当社レーシングカー、チャンピオンマシンAE86 27号車はATS製のカーボンデフを使用しています
街乗りでもいわゆる「チャタリング音」も最小限なので・・・むしろ街乗りの方におススメであります
デフの選択・セッティングでサーキットのタイムは大きく変わります。
でもデフをいじるということは大作業なので工賃と時間はかかります
以上、シャイナー沼尻でした
3Sエンジン 燃焼室容積
こんにちは。のだっちです。
普段スーツを着ない職場なので、あまりスーツを持って
おりませんが、近々スーツを着る機会があるので、念の為
持っているスーツを着てみたら・・・・全滅でした(汗)
全てズボンがパッツン!パッツン! 上着もキビしい。。。
お腹回りがかなり太ってしまったようです _| ̄|○ ガックリ
今から痩せる・・・と言っても絶対間に合わないレベル
だったので、急遽スーツを買う事になってしまった。
予想外の出費。。。
それでは、本日のブログの紹介です。
引き続き3Sエンジンオーバーホールのご紹介。
圧縮比を計算する為に、燃焼室容積を実測にて測りました。
まずは、ヘッドから。
IN・EX共にバルブを装着し、同時に仮のプラグを取付け
ます。燃焼室回りにシリコングリスを塗りアクリル板等で
蓋をして燃焼室にオイルを注入。
オイルがどれだけ入ったか測定します。
次に、ピストン側の測定ですが、今回使用するピストンは
お客様お持込みピストンで、ピストンクラウンがどれだけ?なのか
データー表が無く、こちらも実測にて測定する事になりました。
ヘッドと違い、ピストンクラウンの測定は少し手間がかかります。
まず、ピストンTOPを測定します。そこからダイヤルゲージを使い
シリンダーにピストンTOPが完全に入るまでピストンを落として
いきます。この時、どのくらい(何㎜?)落としたのかキッチリ計る為
ダイヤルゲージを使用。
次にヘッドの時と同じような感じでシリンダーに蓋をしてオイルを注入
します。オイルがどれだけ入ったか測定。
全て測定したら、ここからは計算(算数?)が必要です。
まず、円柱の容積を計算します。
(円柱=半径×半径×パイπ×高さです。)
シリンダーの半径×シリンダーの半径×パイπ×ピストンを落とした高さ
全体の容積を計算して、オイルが入った容量を引くと
今回のピストンクラウンとなります。
液体を使用するので、超正確!?では無いですが、これである程度
圧縮比の計算が出来ます。