YMS行田店ブログ
3Sエンジン クリアランス
こんにちは。のだっちです。
ここ最近は、YMS館林店勤務が多く行田店で行う
仕事がたんまり(汗)溜まって焦っております。
エンジン製作・・・事務仕事・・・いろいろ・・・
時短を考えながら効率よく溜まった仕事をこなして
いきます!!
それでは本日のブログの紹介です。
3Sエンジンの部品が入荷しましたので、引き続き
エンジンオーバーホールを行っていきます。
腰下を組む前に、先にヘッドを組んでいきます。
理由は、、、シム調整の時、またシム入荷待ち状態に
なってしまうといけないので・・・
まずは、バルブ・バルブスプリングを組付けします。
加工から上がってきたヘッドを、再度洗浄そしてオイル・ウォーター
ラインに異物が混入していないかエアーブローして組付け準備をします。
バルブを全て組付け、仮でカムシャフトを片側のみ組付けします。
カムを組む前に、今まで使用していたシムの厚みを先に測定しておきます。
カムを片側のみ組み込み、バルブクリアランスを測定します。
全て測定したら一度カムを外し、もう一方のカムを組付けし
こちらもクリアランス測定を行います。
シートカット・すり合わせを行っていましたので、やはり今までの
シムですとクリアランスが狭すぎました。
必要なシムを注文してヘッド側はいったん終了。
シムの入荷待ちの間、腰下の組付けを行っていきます。
ピストン・コンロッドは既にバランス測定・調整は終わっております
ので、クランクシャフトの組付けをします。
純正部品での組付けですが、プラスチゲージを使用して、こちらも
クリアランス測定を行います。
勘合表を元に取り寄せしたクランクメタルで大丈夫そうなので、
このままクランクシャフトを組付け、本日は終了となります。
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